辞めグセ・逃げグセが付いた僕の半生
過去に様々な仕事を経験してきた。
そんな風に書くとカッコよく見えるけれど、現実は逃げてきただけだ。
いちど辞めると逃げグセ・辞めグセが付くという。まさに僕がそうだ。
以下にアルバイトも含めた職歴を列記する。
- 新聞配達(2社)
- 焼肉屋
- 居酒屋(3社)
- 魚屋
- 液晶洗浄の工場バイト
- 中華料理店(2社)
- 日雇いの在庫整理
- 警備員
- 美容室(2社)
- 産業廃棄物処理業者の計量事務
- 肉屋
- パチンコ店(5社)
- カラオケボックス
- 不動産賃貸仲介(2社)
社会的に見るととんでもないクズである。
主観的に見ても屑である。ちなみに高校も中退している筋金入りだ。
この度、新たに中華料理屋で内定を頂いたので記念すべき25社目という事になる。
SMAPが大騒ぎの中、結成25周年を迎えようとしているらしいが、僕はその間25社目の入社という事になるのである。
自らの名誉と過去働いてきた会社への申し開きというか言い訳をさせて頂くと仕事は真面目である。噂の真面目系クズに該当するのだろうか。
実際に、焼肉屋とパチンコ店ではリーダーだったし中華料理店ではチーフだった。
クビになったのは、その焼肉屋と工場バイト、魚屋で後は自己都合による退職である。
何故退職を繰り返したのか
振り返ると、理由は大きく分けて2つ
- 向いていなかった
- 嫌な奴に耐えられなかった
向いていなかった
例えば新聞配達は配達忘れを繰り返していた。
例えば不動産賃貸仲介は道が覚えられず、オススメではない物件でも契約しないといけないのが耐えられなかった。
例えば魚屋は魚がうまく捌けずゴミと化していく罪悪感に耐えられなかった。
向いていないことをやると、必然的に失敗が増える。怒られる事も増える。自責を繰り返すことになり精神的に参る。向いていない事はやらない方が絶対良い。
逆に、パチンコ屋は向いていた。周りが騒音なので声を出さずに仕事に集中する事が出来る。効率よく業務をこなすためには、大当たりや呼び出しランプにいち早く気づき、やるべき作業を頭で構築しつつ消化していくので、とても楽しかった。
嫌な奴に耐えられなかった
残念なことに、僕のような高校中退で転職を繰り返しているような人間は「未経験OK!」みたいな所でしか働くことが出来ない。つまり誰でも出来るような仕事に付くことしか出来ないのである。
すると必然的に”そういう人達”と働くことになる。”そういう人達”の中でも上下関係が出来る。勤続年数である。仕事のスキルや人格は関係ない。
むしろ人格に疑問を覚える人ほど長く居座るのである。嫌な人というのは他人が自分をどう思うかという事に鈍いから嫌な人になれるのであり、一般的な人より利他的な行動に出ることは少ない。そんな人を皆が嫌がって辞めていくので自然と一番勤続年数が長くなる。そうすると会社もその人を昇進せざるを得なくなる。すると自分が偉い!できる奴!と増長し、ますます長く居座る事になるのである。悪貨は良貨を駆逐するのである。
終わりに
もう履歴書を書くのはいい加減うんざりしているので、自分の経歴からしてどこで採用されようとも嫌な人は必ずいるという覚悟で挑まなければならない。
その上で気持の持っていきかたを考えなければならない。
- 失敗しても思い詰め過ぎない。過去や未来から目を背けて今を頑張る。
- 根拠の無い自信を持って頑張る。
- 嫌な人に対する他の人から愚痴が聞こえてきたら別の事を考える
- 嫌な人から直接、嫌な思いをしても動物のする事、もしくは病気なんだと割り切る。
- とにかく仕事の出来る人になる。攻撃される隙を与えない
- 長く勤めれば、いずれ立場が上になりストレスも軽減されると信じる
ようは舐められないようにする。これを胸に新たな職場で頑張りたいと思います。